自動放送プログラムチャイム タカコム PBS-D600導入事例

タカコムPBS-D600は、タイマーで様々なチャイム・メロディー放送をすることができるプログラムチャイムです。以前はメロディー配信とプログラムタイマーの筐体が別別でしたが、1つの筐体にまとまりました。またパソコンからLAN経由でプログラムの設定やメロディー登録ができ、いつでもどこでもプログラムの設定をすることができます。PBS-D600の特徴は下記の通りです。

PBS-D600 プログラムメロディータイマーの機能特徴

パソコンからLAN経由で設定が可能

これまでのプログラムタイマーは、プログラムタイマー本体の前に来て時刻設定が必要でした。また本体スイッチを利用したアナログ設定で操作に慣れていないと設定ができませんでした。PBS-D600は専用ソフトをパソコンにインストールすることで、パソコン画面から直感的に放送プログラムの設定をすることが可能です。 説明書や設定記録書を見ながらの設定するという無駄な労力をかけずに設定が可能です。

またLAN経由でパソコンから操作できますので、LANで接続されていればどこからでも設定が可能です。設定のために現地へ向かう時間も節約できます。

独自音源の作成が可能

PBS-D600は様々な放送から放送音源を作成できます。PBS-D600の標準機能である音声合成や、マイク、CDからの録音。パソコンの音声ファイルを利用することも可能です。現場に合わせて必要なメロディーやチャイムを作成して放送することが可能です。もちろん標準的なチャイムやメロディーも付属しています。

音声合成機能 標準搭載

パソコンの設定ソフトでテキスト入力することで、音声合成機能で簡単に音声放送音源の作成が可能です。アナウンサーの手配などコストも時間もかかる煩わしい音声作成業務を軽減できます。音声合成は女性と女の子の2種類あります。

最大3系統の出力に対応

本機1台で、最大3系統のスピーカー出力を制御可能です。施設ごとエリアごとに異なる時刻に放送をすることが可能です。

自動時刻補正 NTP対応

インターネットを利用した自動時刻補正プロトコルNTPに対応しています。正確な時刻に自動放送をすることが可能です。

導入事例・リプレイス工事手順

すでにプログラムタイマーとメロディックスを10年以上前に導入済みの工場で導入いただきました。導入の経緯は、オリジナル音声が壊れてならない音源が出てきたため、ということでした。タカコム様の営業と同行し、PBS-D600の上記機能を紹介させていただき、導入が決定しました。

既存で放送設備がありましたので、リプレイスは数時間で完了しました。放送が止まりますので工場休業中の日曜日に作業を実施しました。リプレイス手順は下記の通りです。

  • 旧メロディックスのオリジナル音源をPBS-D600で録音、
  • 元のプログラム通りにパソコンからPBS-D600のスケジュール放送を設定
  • 設定完了後に旧機器を撤去と本機を交換。スピーカー出力端子や制御出力のつなぎ変え
  • ボリュームの調整

参照先

タカコム PBS-D600製品ページ